自分の思考をより客観視して整理するためのアウトプット回数を増やしたい
ということです。
ちょうど先月、いわゆるQualifying/Preliminary/Comprehensive Examに合格することができました。PhD1年目というのは、必修科目を履修し、授業・課題・試験に追われる中で、必要な知識を鍛錬していくという、インプット偏重のプロセスというのが一般的だと思います。
学生に勉強させるという点において、アメリカのPhDプログラムの1年目はとてもよくデザインされていて、この一年は、ひたすら勉強させられました(進んで勉強しました・・・)。ただ、あまりに日々やるべきことに追われる中で、自分の関心のある分野についてあまり問題意識をもって主体的に考えてこなかったし、それ以外の一般的なこと(例えばトランプ政権)に対しても、自分なりの考えを整理せずにいたことに気が付きました。
晴れてExamに合格したので、PhD生としての、もっと言えば研究者としてのこれからの私の評価は、すべて論文の質(と量)に依るところとなります。その過程では、もちろん、経済理論や分析手法などの手持ちの武器を磨くことは大切ですが、同時に、自分の思考プロセスの“癖”についても認識しておくべきだろうと思います。
このブログはほとんど日本語で書く予定ですし、柔らかいテーマについても書く予定なので、これから英語で論文を生産することにダイレクトに資するとは期待してはいませんが、アウトプットを習慣づけるいいきっかけになるかな、程度には期待しているつもりです。
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